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vol.185 芯からホッコリ [Happy Life]

2006.09.10. @ Kobe, Japan

こう暑い日々が続くと、少し体を動かしたり外に出るだけで汗が滴り落ちそうになる。じっとしているだけでも体がジトッとしてくるのに、どうして人は太陽の光を浴びに海やプールへといそいそと足を運び、惜しげもなく体中から汗を必要以上に出そうとするのだろうか。

かくいう私も夏休みを利用して蒸し暑い日本から常夏のハワイへ出向きビーチで戯れていたのだから、そんな気持ちは痛いほどわかる。とはいえ、この時期に岩盤浴、溶岩浴、温泉へ出掛けるのは季節的に合っているのだろうか。

世間には、「リンパマッサージ」、「ゲルマニウム温浴」、「岩盤浴」などの健康志向のキーワードが飛び交い、やれ「デトックス効果」や「アーユルヴェーダ」なんかの言葉がもてはやされている。

「デトックス」っていうのは本来「解毒」を表すもので、知らず知らずのうちに体にためこんでしまった有害物質や毒素を解毒、排出し、それぞれの体が本来持つ力を取り戻すことによって身体の機能が正常になり、新陳代謝も上げることで健康な体や美しい肌を取り戻すっていうことだから、本来的には生活スタイルから根本的に取り組まないといけないものなんだろうけれども、エセ健康志向の私としては、とりあえず手っ取り早いものから始めてみたい。

とはいうものの、「岩盤浴」や「ゲルマニウム温浴」を看板に挙げている多くの店はレディース専用だったりして、最初から門が閉ざされているものが多い。そんな中、駅構内のパンフレットで見つけたのが、有馬温泉にある「太閤の湯」という温泉施設。

「金泉」、「銀泉」や天然温泉の蒸気を使った岩盤浴など17種類の様々なスタイルが楽しめる上に、電車の乗り放題パスと組み合わせたチケットを購入すれば、入館券の値段で1日乗り放題の電車賃が丸々浮くということで、現在の家からは片道1時間半足らず、実家からなら40分ほどの距離ながらも未踏の地「有馬温泉」に足を踏み入れることにした。

当日も朝から良い天気で、最寄り駅から約10分の道のりながらも上り坂が続くことから、施設に着く前に背中はすでに汗でぐっしょり。開場の10分程前に到着したものの、そこにはすでに30人ぐらいの方が列を成していた。

平日だったということも関係しているかもしれないけれど、平均年齢はやはり高め。遠くから訪れた観光客というよりは、近所に住んでいるおじいちゃん、おばあちゃんが連れ立ってお湯に浸かりに来たっていう感じかな。

それに、多くの人が列を作っていたというのには、少なからず理由がある。「太閤の湯」の中には温泉に加えて、有料と無料の岩盤浴の施設があるんだけれども、これらはすべて先着順の申し込み受付となっている。私も事前に電話で予約が取れないかと問い合わせたんだけれどもやはり無理だということで、開場前にスタンバイしていたわけ。

扉が開くと同時に受付へ一挙に殺到するおじいちゃん、おばあちゃん達に少しばかり圧倒され、初心者の私達が靴をロッカーに入れているわずかの間に、後方に並んでいたかなりの人達にも追い越されてしまった。とはいえ、そんな妙齢の人達を押しのけていくわけにもいかないしねえ。

受付で施設の説明を受け、館内着を受け取りロッカールームへ。いそいそと着替えを済ませた我々は、まずは無料の岩盤浴施設の申し込みカウンターへと向かった。たくさんの人達に追い越されてしまったのですぐには入館出来ないだろうと踏んでいたんだけれども、意に反して初回の10:30のグループに入ることが出来た。

先ほど館内着に着替えたばかりだというのに、その中に入る際には専用の着衣に着替えないといけないということで、再度衣装チェンジ。手には床に敷く大きめのタオルと汗拭き用のタオルを携え、準備OK。

30分の制限時間で区切られたグループは、制限人数が20人位だったかな。扉で仕切られた中のスペースには5種類の施設があるんだけれども、各々の施設で寝るスペースが限られていることから、そのグループの中でも、またまた早い者勝ちということになってくる。

「金泉蒸し風呂岩盤浴」というところにスペースを見つけた私とツレアイは、タオルをセットし、時計を横目でチラチラと覗きながらも、全身を岩盤に委ね、体中から吹き出る玉のような汗に酔いしれていた。

始めは仰向けに寝転がっていたものの、全身から隈なく汗をかきたいので、続けてうつ伏せの状態に。とはいえ、岩盤からのじんわりした温かさ以上に、部屋を覆いつくすミスト状の湿気が更なる汗を呼び起こすような感じで、体のどちらを上にするのかは発汗作用にはそれほど影響しない感じかな。

サウナでもそれほど長時間入っていられない方なんだけれども、こちらも例外なく20分足らずでギブアップ。水分補給をこまめに取らないと脱水症状を起こしてしまいそうになるので、制限時間終了前ながらも退室し、喉を潤すことに。

全身ずぶぬれ状態だったので、一度すっきりするためにも温泉に入ることに。「金泉」、「銀泉」、「五右衛門釜風呂」、「岩風呂」、「露天風呂」などを少しずつ楽しみつつ、日頃の疲れをのんびりとお湯に流していった。

昼食後にも、もう1種類ぐらいは岩盤浴を楽しもうということで、有料の施設を予約することに。こちらは20分待ちということでちょうどお腹もこなれるぐらいのいい待ち時間だと思ったんだけれど、午前中に私達が利用した無料の岩盤浴ゾーンは、まさかの240分待ち。おいおい、いくら無料だからとは言え、この待ち時間はちょっと異常じゃないかい。

入館料としてすでに2400円を払ってしまっているし、温泉に加えて様々な岩盤浴を体験する為にこちらの施設を選んだ人ばかりのはずだから、この待ち時間の長さはちょっと想定外だろうなあ。だって温泉に浸かるだけなら、もっと安価ですいているところが近所にいくらでもあるわけだから。

そんな悪状況を何とか逃れた私達は、1回30分500円の利用料を支払い「溶岩房」、「岩塩房」を楽しむことに。中に入ってみると、それぞれの施設に色々な効能が書かれているんだけれども、どの岩盤浴の部屋に入りたいかということは優先事項に出来ない。何故なら、各施設ともに5~7床の横になれるスペースしかないので、必然的に時間制限がある利用者達は、空いているところを探してうろちょろするしか手はない。

スペースを見つけたら素早くタオルを敷き、水を枕元に置き、横たわって汗が出るのをひたすら待つ。他の部屋に移りたくてもそこに空きがない状態だとどうしようもないので、ちらちらと周りを気にしつつという形になってしまい、ちょっと落ち着けない。1箇所のみで満足という人はともかく、複数の施設を楽しみたい人にとっては、慌しいかぎりだなあ。

そうは言っても2種類の施設をハシゴすることが出来たので、とりあえず満足かな。でも、正直なところ「無料」と「有料」の違いがよくわからなかったのも事実。より良い「岩」が敷かれてあったのかも知れないけれども、あれだけ短時間での利用ではそこまでの違いを見出せなかった。

再び汗まみれになったので、もう一度汗を洗い流すために大浴場へ。青空の下、五右衛門風呂にのんびりと浸かっていると、平日だということも手伝って、何とも言えない豊かな時間が繰られていった。

夏の間はシャワーで過ごすことがほとんどの我が家にとっては、首までのんびりとお湯に浸かるというのも久しぶりの話。たまには、こんな時間を過ごす心の余裕が必要だなあ。

ではでは。


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